社会
川上・大滝の駐車場で男女2人の遺体 - 後部座席の後ろに練炭が入った七輪
22日午後1時50分ごろ、奈良県川上村大滝の駐車場に駐車されていた軽乗用車から、50〜60歳くらいの男女2人の遺体が見つかった。吉野署の調べでは、後部座席の後ろに練炭が入った七輪があり、遺体には目立った外傷もなく、自殺の可能性が高いとみられる。
同署によると、15日午前に大滝ダムの管理人から「14日から大阪ナンバーの車が駐車されている」と同署に通報があった。車は施錠され、窓にはサンシェードが取り付けられており、車内の様子は確認できない状況だったという。
同署の調べでは、車の名義人は大阪府の男性で、姉と2人暮らし。2人とも連絡が取れなかったため、22日に同署が業者に依頼して車の鍵を開けると、運転席に男性、助手席側の後部座席に女性のそれぞれ遺体が見つかった。
同署は司法解剖などを行い、2人の遺体の身元や死因を調べている。