政治
自民の独壇場崩れる 三つの会派が合流、体制立て直し急務 - 岐路に立つ自民県連 統一地方選2023(下)
1月15日に開いた選挙対策委員会で、自民党奈良県連は知事選で元総務官僚の平木省氏の推薦を党本部に上申することを決めた。しかし、決定後、党本部には荒井正吾氏を推す県内首長らが出向き、決定プロセスについて「高市氏が言うような『圧倒的多数』の差はなかった」ことなどを説明した。一方で、平木氏を支持する県連役員や首長らは決定の正当性を訴え、早期に推薦を出すよう求めるなど応酬が続いた。