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トルコ大地震被災者の力に 赤十字社県支部通じ奈良中信が寄付

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青山事務局長(右)に目録を手渡す谷野専務理事=16日、奈良市大安寺1の日本赤十字社県支部

 2月6日に起きたトルコ・シリア地震の被災地に対し、奈良中央信用金庫(高田知彦理事長)は16日、日本赤十字社県支部を通じて地震救援金200万円を寄付した。奈良市大安寺1丁目の同支部で、谷野守弘・同金庫専務理事が青山幸嗣事務局長に目録を手渡した。

 

 同地震はマグニチュード7・5以上の大地震が1日に2度起き、両国で死者計5万2千人を超える歴史的大惨事になっている。寄付金はトルコの「赤新月社協会」( トルコ赤十字社)に寄託され、現地の被災者救援活動などに使われる。

 

 谷野専務理事は「東日本大震災から12年。トルコ・シリア地震からは1カ月だが、今後も地震はいつ起こるかわからない。互いに助け合いを続けていきたい」とあいさつ。青山事務局長は「ウクライナへの義援金に続いての寄付、大変ありがたい」と謝辞を述べた。

 

 同金庫の全14支店には20日から5月末まで、トルコ・シリア両国への地震救援金を募る募金箱が設置される予定。

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