奈良県と奈良市は20日、新型コロナウイルスの感染者が県内で48人確認されたと発表した。症状は中等症1人、ほかは軽症または無症状。また発表済み感染者3人が死亡、県内の死者は832人(うち389人は死因がコロナと認められなかった事例)となった。クラスターは1件増えて計1001件。感染者累計は34万2128人。

　20日現在の入院患者は93人、運用病床の占有率は30%。うち重症患者は4人で同15%。宿泊療養の運用室数に対する占有率は2%だった。

　亡くなったのは70歳代の女性2人と50歳代の男性1人。うち女性2人は直接の死因がコロナと認められない事例だった。新たにクラスター認定されたのは奈良市内の高齢者施設1カ所。