社会
世界遺産で野鳥観察 平城宮跡水鳥探鳥会 家族連れら20人が参加
「平城宮跡水鳥探鳥会」(平城宮跡管理センター、日本野鳥の会奈良支部共催)が5日、奈良市佐紀町の同宮跡内にある水上池周辺で行われ、家族連れら20人が参加。冬場に多いカモ類などの野鳥を観察して楽しんだ。
参加者は同宮跡遺構展示館西側に集合し、同奈良支部の中元市郎支部長が「世界遺産の中にも、いろんな野鳥がいることを感じてもらえれば」とあいさつ。
この後、参加者は同支部のメンバー5人から野鳥の説明を受けながら、水上池周辺を回り、双眼鏡などをのぞいて、カワウやカルガモ、コガモ、オシドリ、ミコアイサなどを確認した。
両親や妹と参加した小学2年生の内海徹之くん(8)=京都府向日市=は「いろんな鳥が見られて楽しかった」と話した。