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110番の適切な利用方法を「たくさんの人に知ってほしい」 奈良県警の大学生防犯ボランティア

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「110番の日」に通信指令体験する大学生ら=10日、奈良市登大路町の県警本部

「110番の日」に最新システム体験

 

 「110番の日」の10日、奈良県警の大学生防犯ボランティア団体「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」が、県警本部の一日通信指令官に就任し、通報制度を支える最新のシステムに触れた。大学生らは110番の適切な利用方法について「たくさんの人に知ってほしい」とアピールした。

 

 県警通信指令課によると、県内で昨年1年間に受け付けた110番は、いたずらや間違い電話なども含めると約10万件。そのうち「タクシーを呼んでほしい」「年賀状が届かない」「彼氏の浮気で辛い」といった不要不急の内容などは約3万5000件で、全体の35%にも当たる。

 

 制服姿の隊員らは県警本部にある通信指令課で110番の対応を模擬体験。また、昨年10月から県警で試行運用されているスマートフォンからの画像や動画を送信できる映像通報システムにもデモで挑戦し、実際に画像を県警本部に送信するなどした。

 

 一日通信司令官を務めた帝塚山大学2年生の秋田想一郎さん(20)は「事件や事故以外の場合には、警察相談ダイヤル『♯9110』を利用してほしい」、同大学4年生の古本裕佳さん(22)は「適切な110番利用を広める」と話していた。

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