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斑鳩の魅力発信さらに 観光ボランティアの会、20周年で発展誓う

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記念式典であいさつする岸本会長=17日、斑鳩町興留10のいかるがホール

 斑鳩の里観光ボランティアの会(岸本満雄会長)の20周年記念式典が17日、奈良県斑鳩町興留10丁目のいかるがホールで開かれた。会員やOBら約80人が出席、20年の歩みを振り返り、さらなる会の発展を誓った。

 

 同会は2001年に斑鳩町観光協会が第1期観光ボランティアガイド養成講座を開き、翌年、講座の修了生77人が立ち上げた。昨年度までの20年間のガイド件数は約7万1千組、約23万5千人で、法隆寺を中心とした斑鳩の里の魅力を発信してきた。

 

 一方で会員数は14年度の133人をピークに減少しており、昨年度は79人となった。

 

 式典で岸本会長は「先輩方が大変な努力をしてこの会をつくってこられた。その輝かしい歴史を共有し、その上に立って、さらに一歩、二歩と前に進む出発点にしたい」とあいさつ。中西和夫町長は「20年にわたり、斑鳩を訪れる観光客を温かく迎え、魅力をPRしていただいている」と感謝した。

 

 記念講演では法隆寺の古谷正覚管長が「聖徳太子の教え」をテーマに講演。十七条憲法を「聖徳太子の最も重要な教え」として、条文について解説した。

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