歴史文化

元興寺五重塔焼失前の露盤残欠 奈良市史料保存館で特別公開

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「元興寺五重塔露盤残欠」(右上)と塔の姿が描かれた「大和名所図会」=奈良市脇戸町の市史料保存館

 奈良市脇戸町の市史料保存館で、幕末に焼失した元興寺五重塔に関連する「露盤残欠」などの館蔵史料が特別公開されている。26日まで。

 

 元興寺五重塔は奈良時代後半(8世紀後半)に完成し、1859(安政6)年に焼失した。露盤は塔の上層部にある相輪の最下部に当たり、元々方形だったことがうかがえる露盤の残欠は、塔の部材を今に伝える唯一の資料になる。

 

 内侍原町の町記録「諸事記録控書」(江戸時代)には創建以来災害をまぬがれて奈良の名所となっていた五重塔が、毘沙門町で起きた火災により焼失したことが記されている。

 

 元興寺境内に五重塔が描写された「大和名所図会」(1791年)や、焼失前の相輪部分が扇面に描かれた「元興寺五重大塔 九輪古銅之図 扇面」(1845年)も展示している。

 

 午前9時から午後5時開館。月曜休館。入館無料。

 

 問い合わせは同館、電話0742(27)0169。

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