政治
奈良市会 会期短縮し17日閉会か、正副議長選で自公協力体制修復
奈良市の6月定例会は10日、補正予算等特別委員会(森岡弘之委員長)の審議が予定より早く1日で終了し、議案審査はヤマ場を越えた。これを受け、議会内には20日の閉会日を前倒しし、会期短縮するとの見方が広がり、17日閉会を軸に調整がされるとの観測が出ている。役員選挙が行われる6月定例会がスピード決着するのは異例だが、昨年の改選後の臨時議会で連携の枠組みが崩れた「自民」「公明」両党による正副議長人事の協力体制が今回は修復され、選挙で過半数を獲得する見通しとなったことが大きい。自民党案は議長に北良晃氏(78)=自民党・結の会、副議長には伊藤剛氏(58)=公明党=を推す動きとなっている。