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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - 住職の休日編 2022年晩春

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ビンにラベルをはる住職

 音羽山観音寺が火曜日閉門にしたのは、後藤住職が71歳の誕生日を迎えた2022年2月からです。以前からお手伝いの人がいる日は参拝者の対応をお願いすることもあったのですが基本住職1人。そのうえ年中無休。もうへとへとになっていました。

 

 

立ったり座ったり ウトウト、ウトウト

 

 「この間の休みは大般若(だいはんにゃ=4月17日)でお世話になった人に礼状を書いていたの」

 

 それは仕事になるのではと首をかしげるところですが―。

 

手紙を書いている住職

 

 「普段の日はね。犬(オサム)が吠えたら、(境内に)誰かが入ってきたなーって分かるのよ。そしたら作業をひとまずおいといて対応するの。それが結構多くて、立ったり、座ったり。何にもできなくなって、やりかけばかりが増えていってたの。それに座っていても必ず電話が鳴って『観音寺まで行き方を教えてほしい』と言われてね。電話対応で疲れちゃったの」

 

 もともと電話が苦手なので、とても気を遣い疲れてしまうようです。

 

 「この間、お汁で白菜炊いてご飯食べていたら、食べながらウトウトしたみたい。始めはハッとして起きたけど、次にハッとした時は白菜落として寝ていたようなの」

 

 それから思い出したように話を続けます。

 

 「小さいころから外で遊ぶのが大好きな子どもだったから、疲れて母の横で食べながらウトウトしてたわ。それだけじゃなくてテレビっ子の私のため、番組表が載っている新聞もらいに母と手をつないで小学校に行ったの。歩きながらウトウトしていたみたい。そしたら母が『起きないとキツネに折られる(だまされて取られる)で』といっていたわ」と懐かしそうに笑います。

 

本堂でお守りをチェックする住職

 

 

 何事にもがんばってしまう住職は、自分のペースで仕事ができることが最大の休日なのかもしれません。

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km

火曜日閉門。17日の御縁日が火曜日の時は開門。翌日閉門。

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