特集奈良の鹿ニュース

政治

奈良県域水道一体化で準備協が「意見書」 奈良市への包囲網か

関連ワード:

 「県域水道一体化」を巡り、足並みの乱れが目立っていた県と奈良市。12日、荒井正吾知事と、県内関係市町村で構成する「県広域水道企業団設立準備協議会」の首長らが会見し、あらためて奈良市に協議に参加するよう求めた。また、会見に合わせるように、首長らが仲川元庸市長に「意見書」を送っていたことも分かり、奈良市への包囲網が敷かれた形だ。ただ同市は市独自の財政シミュレーションを行うための資料作成を含む「水道事業の統合協議に係る検討支援業務」について、既に監査法人と契約済み。さらに一体化の是非について有識者や議員、市民から意見を聴く「懇談会」(11人)を20日に発足させる予定で、難しい調整を迫られそうだ。

 

 奈良新聞社が独自に入手した「県県域水道一体化に向けた意見書」は、今月6日、仲川市長に手渡されたとみられる。9市と15町2村の26首長連名で、関係者によると文面等は首長らの意見を聴く形でまとめられた。

この記事の残り文字数:749文字

この記事は政治ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方はログインまたは会員登録をお願いします。

初月無料で今すぐ見る
(会員登録画面へ)


奈良新聞デジタルの有料プランに入ると

  • 月額550円から有料記事が読める
  • 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
  • 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可

購読お申込みの案内はこちら

関連記事

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド