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きょう「立夏」 月ケ瀬、茶摘み本格化

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新緑がまばゆい茶畑で新茶を摘み取る上久保さん=奈良市月ケ瀬桃香野

 きょう5日は二十四節気の一つ「立夏」。暦の上では夏が始まる日。薫風に新緑がきらめき、一年で最も過ごしやすい季節と感じる人も多い。新茶シーズンを迎えた県内の茶畑では、茶葉の摘み取りが本格化している。

 

 立春から数えて88日目にあたる八十八夜。今年は2日で、この時期、みずみずしい新芽で作った一番茶が市場に出回る。その後に摘み取る二番茶や三番茶と比べて爽やかで新鮮な風味が楽しめるといわれる。その年の初物としても重宝される。

 

 奈良市月ケ瀬桃香野の上久保茶園でも、茶葉の摘み取りが始まった。代表の上久保淳一さん(35)は、2017年全国手もみ茶品評会で最高位を受賞し「茶聖」の称号を得た茶の匠(たくみ)。「今年は遅霜による被害がなく、旨味が強いお茶ができそう」と話す。

 

 同園は茶葉などの販売も行っている。問い合わせはhttps://www.teauekubo.org

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