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東大寺で聖武天皇祭、遺徳しのび法要や練り行列

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境内を練り歩く僧侶ら=2日、奈良市雑司町の東大寺

 奈良市雑司町の東大寺で2日、同寺の大仏を発願した聖武天皇(701~756年)の遺徳をしのぶ「聖武天皇祭」が営まれた。同日は、聖武天皇の命日。午前中に聖武天皇を祭る天皇殿で法要があり、午後の大仏殿での法要前には、天皇殿から大仏殿まで僧侶25人が練り行列を行った。法要では、同寺の橋村公英別当が、聖武天皇の遺徳をたたえる表白を読み上げた。多くの参拝者が大仏前で法要を見守っていた。

 

 コロナ禍で規模を縮小し、稚児行列や煎茶の振る舞いは中止されたが、金鐘ホールで舞楽上演や慶讃能の奉納が行われた。きょう3日には、同寺の僧侶が聖武天皇の佐保御陵を参拝する山陵祭が営まれる。

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