花の寺として知られる奈良市般若寺町の般若寺で、ヤマブキの花が境内を黄色く染めている。

　ヤマブキはバラ科の落葉低木で花の色は、「山吹色」で知られるオレンジと黄色の中間色。葉や花は生薬になるという。

　同寺では、境内各所の石仏や塀際など各所に植えられ、ボタンやシャクナゲなどとともに春の彩を添える。

　同寺によると、例年より10日ほど早く今月初旬に開花。一気に咲き、見頃は今週いっぱいになりそうとのこと。