歴史文化
国宝・十一面観音菩薩立像を御開帳 法華寺
総国分尼寺の奈良市法華寺町の法華寺で、本尊の十一面観音菩薩立像(国宝)の御開帳が行われている。きょう7日まで。
同像は光明皇后が蓮池を渡られる姿を写したとも伝わるもので、動きのあるポーズが特徴。像高は約1メートルのカヤの一木造り。平安時代の作。秘仏だったため保存状態は良いという。
本尊は春と秋、同皇后の命日にあたる6月7日の前後の年3回特別開帳が行われ、それ以外の期間は本尊の御分身像が開帳されている。問い合わせは、同寺、電話0742(33)2261。