社会
奈良県内のワクチン3回目、25日から広域接種開始 接種率加速図る - 新型コロナ
県内における新型コロナウイルスワクチンの3回目接種率は先月末まで低調だったが、今月に入って向上している。8日現在、接種を終えた人は約10万1000人で、2回目接種者に対する接種率は約9.8%となった。さらに接種率を向上させようと、県は9日までに、接種券の届いた18歳以上を対象に25日から奈良市の県文化会館に、3月14日から大和高田市の県産業会館にぞれぞれ広域接種場を設けて約2万3000回分の接種をすると発表した。県は広域接種場の設置や県から県内の市町村に医師を派遣するなど、県内の接種を加速させる。
県独自の広域接種場の予約の開始は2月中旬からで、接種券の届いた18歳以上が対象となる。県文化会館では2月25~27日▷3月1~4日▷3月7~12日―の計13日間、県産業会館では3月14~17日▷3月22~24日―の計7日間。