教育
コロナで橿原高クロスカントリー大会の企画変更
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新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るう中、橿原市北越智町の県立橿原高校(相知美佐校長)で10日、昭和50年の創立以来続く学校行事「新沢千塚クロスカントリー大会」に思いを寄せる行事が行われた。感染拡大を受け、教員や保護者が「どう形を変えて実施するか」に知恵を絞り「走らない行事」を企画。学内のテレビ中継システムで、大会やスポーツの魅力を1、2年生計637人に伝えた。
「新沢千塚クロスカントリー大会」は例年1、2年生が参加。校訓「克己」の体感を目的に、通称「みかん山」と呼ばれる急こう配な裏山や新沢千塚古墳群といった歴史遺産の中を駆ける。ゴール後、保護者が振る舞う豚汁も名物として定着している。昨年度に予定していた第46回大会はコロナ「第3波」の感染拡大の影響でやむなく中止になった。