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奈良市新斎苑事業に係る損害賠償金 仲川市長、弁済に賞与全額納付

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 奈良市の仲川元庸市長は10日、同日に支給された12月期末手当(ボーナス)の全額(差し引き支給額136万8344円)を新斎苑事業に係る損害賠償金の弁済に充てるため、市に納付した。市斎苑管理課が明らかにした。

 

 市が建設中の新斎苑事業をめぐっては、鑑定評価額の3倍を超える値で用地取得したことに対する住民訴訟で、10月に仲川市長と、土地を売った大阪府内の元地権者の計3人に対し、市に1億1640万円の損害賠償金を支払う高裁判決が確定。

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