社会
御所実高で中間テスト問題が流出 50歳代の男性教諭が配布
県立御所実業高校(御所市玉手)の教諭が10月18日から行われた中間テストの問題を事前に流出させていたことが分かった。テスト実施前に学校側が気付き、別の問題と差し替えた。
流出させたのは50歳代の男性教諭で、2年生6クラスのうち2クラスの世界史を担当。同教諭は残り4クラスを担当する同僚が作成したテスト問題を借り、ほぼ同じ内容の「対策プリント」を作って10月14日に授業があった1クラスの生徒に配布したという。同日、この同僚がテスト問題と酷似した内容のプリントを生徒が持っているのに気付いて発覚した。男性教諭は事実関係を認めているという。