社会

桜井の芦原さん、作家デビュー

芦原さんのデビュー作「まほろばの鳥居をくぐる者は」(KADOKAWA刊)
 令和元年の第2回ビーズログ小説大賞(KADOKAWA主催)で現代部門特別賞を受賞した桜井市在住の芦原瑞祥さんが、受賞作を改題、改稿した「まほろばの鳥居をくぐる者は」(KADOKAWA)で女性作家としてデビューする。奈良や神社を舞台にした作品で、芦原さんは「奈良の皆さんに楽しんでいただきたい」と話す。

 芦原さんは父が神主をしていた影響で、神社や寺が身近な存在だった。一方、文章を書くのが好きで、物心ついたときから小説を書こうと考えていたという。社会人となり仕事もひと段落した中で、大阪文学学校(大阪市)に入校して腕を磨いた。

 ビーズログ小説大賞現代部門特別賞を受賞した「かけまくもかしこき」は地元の奈良が舞台。幽霊を友達とする神社の娘と修験者の弟子になった少年の成長を描いた現代ファンタジーだが、芦原さんは「ビーズログ文庫は若い女性向けの恋愛レーベルの印象が強く、受賞は意外だった」と話す。

 「まほろばの鳥居をくぐる者は」は受賞作を改題、改稿。「奈良の人に読んでいただきたい」と、登場する地名はできる限り実在のものに変えた。芦原さんは「主人公の恋と成長を追体験してほしい」と語る。単行本(四六判)で30日に発売予定。1320円(税込み)。

 芦原さんは今後も会社員として働きながら作家活動をする考えで、「神社やあやかしが出てくる小説が好きで、日常の延長に非日常があるような現代ファンタジーを書きたい」としている。

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