社会

僧侶の日常をつづる - 興福寺の辻執事 初のエッセー本出版

「興福寺の365日」を出版した辻執事(右)と、付属DVDを作成した保山さん=奈良市登大路町の県庁 拡大

 興福寺の辻明俊執事(42)が初のエッセー本「興福寺の365日」(西日本出版社)を出版した。入山20年の体験談を交えながら、あまり知られていない僧侶の日常について分かりやすくつづっている。

 辻さんは平成12年に興福寺に入山し、同23年に一生に一度しか受けることができない口頭試験「竪義(りゅうぎ)」に満行。長く広報や企画事業を担当してきた。

 本では、辻さんが同寺と縁ができた経緯を披露し、寺での生活や修行の様子など僧侶の日常を記した。同寺に受け継がれてきた至宝の数々を解説し、未来に向けた思いもつづる。仏像ブームを巻き起こした「国宝 阿修羅展」(同21年)を担当した際の成功と反省も振り返っている。

 DVD付きで、映像作家で奈良新聞文化賞受賞者の保山耕一さん(57)が撮影した興福寺の映像も収録。保山さんが「奈良を代表する美しさ」と評する夜明けをはじめ、仏像や四季、祈りの場面を収めている。

 辻さんは「寺は身近な存在でありながら『普段は何をしているの』と尋ねられることも多い。本を手にとって、祈りを大切にしていることを分かってもらえれば」と話す。

 A5判160ページ。1700円(税別)。全国の書店で販売。

 問い合わせは西日本出版社、電話06(6338)3078。

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