社会

生徒も参加し企画、施工 - 畝傍高 学食リニューアル

吹奏楽部のファンファーレに合わせて行われたテープカット=5日、橿原市八木町3の県立畝傍高校 拡大

 橿原市八木町3丁目の県立畝傍高校で5日、生徒有志が企画・施工に携わってリニューアルした学校食堂(学食)「milan(ミラン)」のお披露目会が行われた。「ミラン」は同校の校章に描かれた金鵄にちなみ、トビを意味するフランス語に由来。音の響きに「この空間で生まれる大切な思い出を未来につなぎたい」との願いを込めた。

 同校の学食は昭和51年に開設。長年、育友会が業者に委託して運営してきたが、近年、少子化による生徒数の減少やコンビニ利用の普及などで売り上げが落ちていた。県内の高校では不採算で継続を断念する学食もある中、同校は現状を打開しようと昨年9月、公募で集まった生徒19人による「学食プロジェクト」を始動。プロのデザイナーや建築家の支援も受けながらワークショップを重ねて具体的な企画を立案し、完成にこぎつけた。

 課題を見つけるため、「学食の100の発見」をメンバー全員で共有する中から「空席が多くなる8人掛けテーブルを止め、空間を有効に使えて利用人数によって自由にくっつけられる2人掛けテーブルに」などの改善を発案。天板に県産吉野杉材を使った2人掛けテーブルや、丸イスの座面の張り替えなどは生徒が手作りした。イスの座面や音の反響を防いで会話をしやすくする天井の吸音板は県内屈指の伝統校の象徴として「浅葱」「若菜」「山吹」「紅葉」の日本の伝統色で彩った。

 お披露目式は当初3月の予定がコロナ影響で延期されていた。同校3年の中村結さん(17)は「使い勝手と親しみやすさの両立を目標にデザインした。この日を迎えられてとてもうれしい」、同校2年の竹本心美さん(16)は「意見を出し合うことでよりよいデザインができると実感した。これからは、どのような場面でも自分の意見をしっかり伝えていきたい」とそれぞれ話した。

 お披露目会では吹奏楽部の祝賀演奏もあった。

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

ウェブ限定記事

よく読まれている記事

  • 興福寺中金堂再建記念 現代「阿修羅」展 図録
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA
  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

福田眉仙展の招待券

「富士五湖」絹本着色(六曲一双屏風)1936(昭和11)年 姫路市立美術館蔵
提供元:広報事務局
当選者数:5組10人
  • 購読のお申込み
  • バックナンバーご注文
  • 奈良マラソン
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド
  • 奈良新聞社 採用情報
  • ならどっとFM78.4MHzのご紹介