社会

県産酒かすで新商品を - モニター調査や意見交換/奈女大と化粧品メーカー「保湿クリーム」共同開発

化粧品の開発で意見を出し合う学生ら=11月21日、奈良市北魚屋西町の奈良女子大学 拡大

 化粧品メーカー「マックス」(大阪府八尾市、大野範子社長)と奈良女子大学(奈良市)が、県産の酒かすを使った化粧品の開発に産学連携で取り組んでいる。保湿成分と抗酸化作用が高い酒かすの特長を生かし、新商品の保湿クリームを売り出す。来年4月に発売予定で、同大の女子学生の意見を参考にして商品化を進める。 

 同社は動物性由来成分を使用しない「ビーガン」仕様の化粧品を販売。橿原市内に事業所があることから、県内産の柿の葉や天然水を原料に、洗顔料や化粧水なども売り出している。

 奈良女子大と共同開発中の保湿クリームは、下市町の酒造メーカー藤村酒造から提供される酒かすを配合し、桜井市内産の菜種油も入る。

 11月上旬には、学生30人が試作品の保湿クリームを使ってモニター調査を実施。21日には、学内で調査結果の報告や意見交換などが行われた。

 学生からは「保湿クリームの強みをはっきりさせるべき」「ハンドクリームは香りで商品を選ぶ」「酒かすを使っているような匂いがない」など、さまざまな意見が出た。

 文学部2年生の山口慈(あい)さん(18)は「率直な意見を述べた。将来、商品の開発や企画に携わる仕事に就きたいので良い経験になった」と話す。

 今後、保湿クリームのパッケージデザインなどにも学生らが参加。4月の発売に向けて商品化する。

 同社開発部の大野健剛部長(45)は「貴重な場を設けていただいた。ハンドクリームの購入を香りで決めているなど、驚きが多かった。学生の意見を商品に反映させたい」と話した。

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