考古学

「きれいになっている」 - 修理完了後 新施設整備し公開検討/文化庁・高松塚古墳壁画を視察

高松塚古墳壁画の現状を確認する委員ら=16日、明日香村平田の仮設修理施設 拡大

 文化庁の第26回「古墳壁画の保存活用に関する検討会」が16日、明日香村で開かれ、委員らは今年度で修理が完了する予定の国宝高松塚古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)を視察した。

 高松塚壁画はカビなどによる劣化が判明、平成19年に石室が解体されてクリーニングなどの修理が進められてきた。修理された壁画は、墳丘近くに新たな施設を整備して保存、公開する方針。

 同村平田の仮設修理施設を訪れた委員らは「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像など各壁画の現状を観察した。その後、同村川原の村立中央公民館で会議があり意見交換。高松塚壁画について、委員らは「きれいになっている」「絵画が明るくなった印象」などと評価した。

 一方、壁画に適した湿度環境にするため、乾燥した石室石材の強度を心配する声が出たほか、修理後の活用について議論を求める意見もあった。今後も新施設整備を含めた壁画の保存と公開のあり方を検討していく。

 会議後、座長の和田晴吾兵庫県立考古博物館長は「壁画は汚れが取り除かれてきれいになった。石材は今後安定的に保たれるかが課題で、原則として現在の環境をそのまま次の場所で再現することになるだろう」と見解を述べた。

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