社会

真摯な祈り ささげて - 「論議法要」で僧侶ら問答 興福寺中金堂 落慶結願/20日から一般公開

奈良時代のベトナム人僧侶、仏哲が伝えた「林邑八楽」の一つとされる舞楽「蘭陵王」も奉納された=11日、奈良市登大路町の興福寺 拡大

 興福寺(奈良市登大路町)の中金堂落慶法要は11日、最終日の結願を迎え、奈良仏教伝統の論議法要などが営まれた。甘利治夫奈良新聞社代表取締役ら約1500人が参列。中金堂は20日から一般公開が始まり、11月11日までは夜間拝観とライトアップ(奈良新聞社など主催)も行われる。

 論議法要は経典などについての問答を重ねながら仏教の真意を明らかにする法要。「講師」の多川俊映貫首と「読師」の川俣海淳・岡寺住職が「論議台」に向かい合って登壇し、「問者」を務めたドイツ出身の同寺僧侶、ザイレ暁映さんと問答を行った。

 この日は雨のために中金堂内で実施。奈良市の塗師(ぬし)、樽井宏幸さんが漆塗りを行って新調し、中金堂前に設置された論議台2基は残念ながら使用されなかった。

 このほか、日本テレマン協会によるバロック演奏や南都楽所による舞楽「蘭陵王」などの奉納もあった。

 多川貫首は「昨今は『念仏よりも行動を』という風潮もあるが、祈りこそ行動。中金堂の前に立ち真摯(しんし)な祈りをささげてほしい」とあいさつした。

 中金堂の一般公開は午前9時から午後5時。拝観料は大人500円、中高生300円、小学生100円。

 また夜間拝観とライトアップは午後5時半から同8時。夜間特別拝観料大人500円。

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