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日本の「古里」に新たな体感空間 - 飛鳥歴史公園「キトラ地区」開園/四神の館も開館

キトラ古墳壁画体験館「四神の館」を視察する来賓ら=24日、明日香村の国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区 拡大
テープカットで開園を祝う関係者ら=24日、明日香村の国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区四神の広場 拡大

 明日香村阿部山の特別史跡キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)や同村桧前の史跡檜隈寺跡が含まれる国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区が24日、開園した。極彩色壁画を保存管理する「四神の館」もオープンし、世界最古の本格的星図とされる「天文図」が初公開された。

 国営飛鳥歴史公園で5地区目。これまでの4地区は平成6年に開園した。四神の館前の芝生広場「四神の広場」で式典があり、国や県、村の関係者ら来賓約200人が出席。村の幼稚園児や中学生が和太鼓を演奏し、ともに祝った。

 平成13年の閣議決定から15年の歳月と約102億円をかけて国土交通省と文化庁が連携して整備。約14ヘクタールに壁画体験館のほか芝生広場や遊歩道、古代ガラス作りや農作業が体験できる工房や田んぼなどができた。

 田中良生国土交通副大臣は「飛鳥は古代の政治と文化の中心として栄えた日本の古都。日本人の心のふるさとである風土を守りながら観光振興、地域活性化を図る」と式辞。田野瀬太道文部科学政務官は「多くの方々がこの地で学び、体験し、交流し、飛鳥の美に触れてほしい」と述べた。

 来賓の荒井正吾知事はこれまでの経過を振り返り、村内での壁画修復や展示公開に感謝。森川裕一村長は「国民の財産、村民の誇りである文化財を活かして地域づくりを進める」と将来を展望した。

 24、25日の2日間は、尺八奏者泉川獅道さんらのコンサートや飛鳥の楽しみ方を紹介するトークショー、各種ワークショップなどの開園記念行事でにぎわった。四神の館での壁画(朱雀、白虎)、天文図の公開は10月23日まで。事前申し込みが必要。問い合わせはキトラ古墳壁画の公開(第1回)事務局、電話06(6281)3060。空き状況はホームページで確認できる。

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