総合
奈良少年刑務所年度末閉鎖 - 建物 文化財指定の動き

奈良市般若寺町の奈良少年刑務所が、来年3月末で受刑者の収容を停止し、閉鎖されることが分かった。同施設は少年刑務所としての役割を終えるが、明治建築の建物は歴史的な価値も高く、文化財指定に向けた動きも出ているという。今後は跡地の保存、活用をめぐって、地域ぐるみの検討にも注目が集まることになりそうだ。
奈良少年刑務所は明治41(1908)年、千葉、長崎、金沢、鹿児島と並ぶ「明治5大監獄」の一つの「奈良監獄」として完成。放射状に並ぶ収容棟や正門など、当時の美しい赤レンガ造りの建物が現存している。…
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