考古学

現れた“古墳前夜”歴史ファン、熱心に - 現地説明会に1800人/橿原・瀬田遺跡

弥生時代の円形周溝墓や建物跡などを見る見学者=15日、橿原市城殿町の瀬田遺跡 拡大

 弥生時代終末期(2世紀中ごろから後半)の円形周溝墓などが見つかった、橿原市城殿町の瀬田遺跡で15日、奈良文化財研究所の発掘調査の現地説明会が開かれ、県内外から約1800人の考古学ファンなどが集まった。

 ポリテクセンター奈良(奈良職業能力開発促進センター)の本館建て替えに伴い約2020平方メートルを調査。円形周溝墓は、墳丘径約19メートル。周囲をめぐる幅約6メートルの溝は南側で途切れ、墓につながる陸橋部があった。古墳時代に造られた前方後円墳のルーツとする説もあり、注目される。

 この日は、天候に恵まれ、午前10時の説明会開始前に約500人が集まった。調査担当者らが来場者に説明を行った。現場を取り囲むように見学者は歩き円を描く周溝や藤原京期の建物跡などを興味深そうに見ていた。

 東大阪市の男性(66)は「奈良を中心に現地説明会を見て回っています。今回は弥生時代と古い遺跡ですね」と感慨深く話し…

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