考古学

巨勢氏一族の墓か - 高取で古墳発見 6世紀末~7世紀前半

巨勢氏一族の墓とみられる市尾天満古墳=高取町市尾 拡大

 高取町市尾で、6世紀末から7世紀前半の古墳が見つかった。町教育委員会が1月から調査。直径24メートルの円墳で「市尾天満古墳」と名付けた。付近には古代豪族巨勢(こせ)氏の有力者の墓とされる6世紀前半と同中ごろの古墳があり、町教委は「被葬者はそれらに続くような一族の有力者ではないか」としている。

 遺跡の範囲確認に伴って発掘調査を実施。墳丘の大部分は中近世の墓によって削られていたが、横穴式石室の入り口に取り付く羨道(せんどう)と呼ばれる通路(幅1・5メートル、奥行き4~5メートル)を確認。古墳は北側の丘陵斜面を幅40〜50メートル、高さ5メートルにわたって大規模にカットして造られていた。

 築造時期は、羨道から出土した土器や石材の加工技術などから判断した。

 近くには、一帯を治めた巨勢氏の有力者の墓とされる国史跡・市尾墓山古墳(6世紀前半、前方後円墳)や同・市尾宮塚古墳(同中ごろ、同)が存在する。

 町教委は「規模や立地、羨道から推測される石室の特徴などから、両古墳の系譜をひく墓とみられ、一族の有力者の墓だろう」と話している。現場は既にに埋め戻されていて、現地説明会はない。

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