社会

「勝利の聖」ここに - 相撲神社に野見宿禰の記念碑

社殿(左側)と記念碑(右側)の基礎工事が進む境内=2日、桜井市穴師の相撲神社 拡大
記念碑に設置される野見宿禰の画像 拡大

 日本書記の記述から野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)による日本初の天覧相撲が行われ、相撲発祥の地とされる桜井市穴師の相撲神社で、地元住民らが野見宿禰の記念碑「勝利の聖(ひじり)」を建立する。7日には除幕式がある。

 日本書記によると、垂仁天皇7年7月7日、天皇の前で野見宿禰と当麻蹴速が力比べをし、野見宿禰が勝ったという。

 取組を行ったのが同神社とされ、境内には野見宿禰を祭る社殿と土俵に見立てた神聖な空間がある。

 昭和37年10月6日には、日本相撲協会の時津風理事長(当時)をはじめ幕内力士が同神社を参拝。大鵬や柏戸の両横綱による土俵入りも奉納された。

 昨年8月、地元住民から「地域で元気になることができないか」という声が出た。ちょうど日本相撲協会の参拝から50年を迎えることもあり、記念碑建立を計画。初の天覧試合が行われた年月日が「スリーセブン」なのにちなんで勝利のモニュメントとし、除幕式の日程も同じ月日に決めた。

 氏子を中心とした「勝利の聖」建立会と纏向校区区長会が準備を進めてきた。

 記念碑は石造で高さ2・5メートル(台座含む)、幅1・5メートル。中央には、東京都の国立競技場メーンスタンドに掲げられている野見宿禰壁画の画像を高さ1メートル、幅0・75メートルの大きさにしてはめ込む。

 同時に社殿の遷宮も行われ、新社殿は力士の石像6体が支えるようデザインした。

 除幕式には、日本相撲協会の八角親方(元横綱北勝海)が出席。相撲甚句と和太鼓の奉納や、来場者777人への三輪そうめん振る舞いもある。式は午前9時半から。

 同区長会の島岡秀次郎会長(72)は「地域に元気を取り戻したい。多くの人に『勝利の聖』を訪れてもらえれば」と話している。

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