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もくじ
奈良のふるさとのはなし

三つの問題
鹿殺し裁判

のせがわのむかしばなし
蕎麦の軸の赤いわけ
天狗の扇
蟹の報恵
ふくろうの染物屋と烏
 (野迫川村要覧より)

悲運の皇子 自天皇
-その1-
-その2-
 (川上村「後南朝と川上村」より)

十津川妖怪譚
だる/ダル
天狗/テング
ごうら/ゴウラ
山女郎/ヤマジョウロ
山姥/ヤマンバ

一本だたら/イッポンダタラ
山小屋の怪異/ヤマゴヤノカイイ

「神饌」神々との宴
1.往 馬 大 社
2.門 僕 神 社
3.談 山 神 社
4.八 幡 神 社
5.倭 文 神 社
6.高 山 八 幡 宮

その他のおはなし
四社神社秋祭り
安堵町・なもで踊り

日本の造林王
土倉庄三郎

東吉野が育んだ秀句紀行
「原 石鼎」



奈良のおはなし
十津川妖怪譚 その2
天狗/テング

 テンググラという地名は方々にある。例えば大井谷の奥に二ヶ所、果無にもあり、西中奥野番の下津越えにもこう呼ぶところがある。クラとは人間のよじ登れぬ嶮阻な岸壁をいい、テングがいるというだけで、特に話も残っていないが、十津川本流筋の川津の県道の上にもこの名の峭壁があり、この上を通るとよく振り落とされたという。果無には天狗平というところもある。テングノアソビギと呼ばれる木もある。

 天保の頃竹谷のおさんという老婆が卯月の大嵐の晩失踪し、探し廻ったら果無の三合目のトガの木のもとに草履が脱いであった。この木の上から飛んだのだろうと云われている。この木はオサントガと呼ばれ、もとが一丈余もある大木だったが、七、八年前に枯れた。夜叉に連行されたとも云われているが大井谷では、テングにツママレタのだといっている。

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1994村勢要覧十津川村より

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