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奈良の春日大社で福娘に「烏帽子」と「千早」 十日えびす装束賜式

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巫女に烏帽子を着けてもらう福娘=23日、奈良市春日野町の春日大社

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 奈良市春日野町の春日大社で22日、来年1月10日に営まれる「春日大社十日えびす」の福娘に装束を授ける「装束賜(たばり)式」が行われた。

 

 今回の福娘は、昨年の春日若宮おん祭で「日使(ひのつかい)」役を務めた縁で、阪急の女子社員10人が務める。

 

 この日は、同大社の藤岡信宏禰宜が福娘に金色の「烏帽子(えぼし)」と白地にフジの模様をあしらった「千早(ちはや)」と呼ばれる装束を手渡した。

 

 その後、福娘は烏帽子や千早の装束を身に着けた。えびす様が祭られる境内の末社・佐良気神社に参拝。授与所で神職から笹飾りを付けたり、鈴を鳴らす練習を行った。

 

 福娘を務める田原本町出身で同社人事部の佐藤英実さん(31)は「装束を身に着け身が引き締まる気持ち。当日は皆さんが素敵な年となるよう元気に務めたい」と話した。

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