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奈良県知事選 出馬意向の総務官僚・平木氏「奈良の役に立ちたい」

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 任期満了に伴い、来年4月9日に実施される奈良県知事選挙に出馬の意向を示している、県出身で総務省財務調査課長の平木省氏(48)が17日、奈良新聞の取材に応じ、「奈良の役に立ちたい」と出馬を決めた思いを語った。

 

 4期目の現職、荒井正吾氏(77)は進退を表明しておらず、同じ保守系の平木氏の動きが荒井氏の判断に影響を及ぼす可能性もある。

 

 平木氏は香芝市出身で、今年6月まで岐阜県副知事を務めるなど約10年にわたり、地方行政に携わった。

 

 平木氏は取材に「奈良で志を立て、育ててもらった。役所に入ってからも奈良のことがずっと頭にあり、役に立ちたい気持ちが強くなった」と思いを語った。

 

 これまでのところ、同選への出馬を表明した人はいないが、日本維新の会県総支部、共産党県委員会が候補擁立を模索している。 

 

 荒井氏は県議会の12月定例会で進退を表明する可能性が高く、今後、知事選に向けた動きが加速しそうだ。

 

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