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奈良大文字送り火 夜空に浮かぶ「大」

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赤々と夜空を焦がす「大」の文字=15日、奈良市東向中町から(多重露光)

 終戦記念日の15日、奈良市白毫寺町の高円山で「奈良大文字送り火」(同保存会主催)が行われた。今年も新型コロナウイルス感染拡大を配慮し、火床を例年の約半分となる54基に減らされた。

 

 1960(昭和35)年に、戦没者の鎮魂と世界平和を祈るため始まった。現在では、災害などで亡くなった人も含めて慰霊し、世界平和を祈願している。「大」の文字は全国でも有数の大きさとして知られている。

 

 例年、春日大社境内の飛火野で営まれている慰霊祭は、春日大社で神式、大安寺で仏式と、それぞれ遺族や関係者のみで営んだ。

 

 奈良市東向中町から見た。本格的な修理を前にした興福寺五重塔の後ろに、午後8時、夜空に赤く「大」の文字が浮かび上がった。

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