社会
奈良県御所市出身の書家・中野さんが東京で初の個展
奈良県御所市出身の書家、中野遵(じゅん)さん(65)=千葉県在住=の個展「中野遵書法篆刻(てんこく)展―流派の書に非(あら)ず」が東京都中央区銀座の鳩居堂画廊で開かれている。初開催。22日まで。
中野さんは父で書家の南風(なんぷう)氏に手ほどきを受け、県立畝傍高校卒業後、早稲田大学に進学。大学在学中に中国の浙江(せっこう)美術学院(現中国美術学院)に留学し書法や篆刻を学んだ。その後、文部科学省に入省し教科書調査官として書道の教科書検定などに従事、今年3月に退官した。