政治
王寺町、県に調停申請 香芝市と共同運営の新ごみ処理施設の対策事業経費負担で
王寺町は22日、香芝市と共同運営する新ごみ処理施設の建設にかかる地元対策費の一部負担に応じられないとして、同市を相手に県への調停を申請したと発表した。申請は21日付。県によると、県内初の調停になるという。
両市町の一部事務組合「香芝・王寺環境施設組合」が運営する現ごみ処理施設「美濃園」(同市尼寺)の老朽化により、現在、隣接地に新施設を建設中。地元対策事業として同市は、市内自治体と道路整備などの覚書を締結。対策事業経費は同組合事務でまかなうものとして、同町の一部負担を主張している。