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国原譜


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2017年9月13日 奈良新聞

 滝のようだったとかバケツをひっくり返したみたいな降り方だったと言う人も。そんな激しい雨が県内各地を襲い、浸水による被害が広がった。

 発令されたのは記録的短時間大雨情報。その言葉どおりの集中豪雨で、葛城市と宇陀市では1時間当たりの降水量が過去の最高記録を塗り替えた。

 電車が相次いで運休するなど交通が混乱、道路も一部で冠水して自動車が取り残される場面もあった。朝の通勤時間帯で慌てていた人もいたのだろうが、人的な被害に至らなかったのは幸い。

 県北部では平成11年9月の豪雨禍を思い出す。あのときも瞬く間に道路が川のようになり、行き場を失った水が地下道やビルの地階に流れ込んだ。

 当時の紙面を見ると下水からあふれた雨水が低地に集中、奈良市内で床上浸水が106棟に達したとあり、完全に水没した事務所の写真も掲載されていて、被害の大きさや怖さを伝えている。

 これらを教訓に県内では対策が進み、今回の減災にもつながったのだろう。ただ冠水が繰り返される場所もまだ残されており、もう一段の取り組み強化が求められそうだ。(松)

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