国原譜
きょうあたりから古里への帰省が増える。…
きょうあたりから古里への帰省が増える。車を利用する場合は、はやる気持ちを抑えて安全運転を。
欧州を中心に脱ガソリン、ディーゼル車の動きが急展開を始めた。電気自動車(EV)普及の流れに、日本の自動車メーカーも慌てて対応している。
走行距離が現状の約2倍の新型電池開発など、関連技術の進展も加速の気配。県内にも自動車関連部品を扱う企業があり、規格変更で業務に大きな転換を迫られる可能性が出てきた。
傍流ごとだが、電動化伸張での関心事の一つに音がある。EV車の動力音は接近に気付かないときがあるほど小さい。低速運転の住宅街などでは、走行音より自然の音や話し声などが耳に届きやすい環境が生まれるかもしれない。
歩行者らの安全のため、何らかの音を出すようにはするのだろう。それでも従来車より低音なはずで、人の多い店舗などよりも道路沿いの方が静かで、空気がよどんでいない世界は興味深い。
事故や渋滞を回避する自動運転や人工知能、そしてEV車の普及はカーライフを変える。車での帰省の苦痛も過去のものになるかもしれぬ。(智)
欧州を中心に脱ガソリン、ディーゼル車の動きが急展開を始めた。電気自動車(EV)普及の流れに、日本の自動車メーカーも慌てて対応している。
走行距離が現状の約2倍の新型電池開発など、関連技術の進展も加速の気配。県内にも自動車関連部品を扱う企業があり、規格変更で業務に大きな転換を迫られる可能性が出てきた。
傍流ごとだが、電動化伸張での関心事の一つに音がある。EV車の動力音は接近に気付かないときがあるほど小さい。低速運転の住宅街などでは、走行音より自然の音や話し声などが耳に届きやすい環境が生まれるかもしれない。
歩行者らの安全のため、何らかの音を出すようにはするのだろう。それでも従来車より低音なはずで、人の多い店舗などよりも道路沿いの方が静かで、空気がよどんでいない世界は興味深い。
事故や渋滞を回避する自動運転や人工知能、そしてEV車の普及はカーライフを変える。車での帰省の苦痛も過去のものになるかもしれぬ。(智)