国原譜
北陸新幹線開通で注目されている金沢市(…
北陸新幹線開通で注目されている金沢市(石川県)を先週末に訪れた。首都圏を中心に、全国、世界各地からの旅行客でにぎわっていた。気付いた点がいくつかある。
まず、駅に着いて驚かされるのが、ガラス3千枚以上を使った巨大なもてなしドームと鼓(つづみ)をイメージした鼓門。近代的なホテルも多い。駅前はやはり都市の顔だ。
金沢の台所、近江市場は、岩ガキやボタンエビなど海鮮の食材がならび、海鮮丼や回転ずしには長い行列ができていた。金沢は美食の街。
伝統料理だけでない。繁華街には金沢おでんや金沢カレーなるB級グルメっぽい店も目につく。奈良も伝統料理ばかりではなく、新しい食を開発しなければ。
江戸時代の色町である茶屋町も残り、料亭や置き屋は今も営業しているところがある。全体の雰囲気が京都に似ている。北陸の小京都と言われるのも分かる。
ただ現地に単身赴任している友人によると地元の人は「京都のまねじゃない」と怒るそうだ。加賀百万石のプライドだろう。奈良県民はもっと日本のふるさとの地である誇りをもたねばいけないのかも。(栄)
まず、駅に着いて驚かされるのが、ガラス3千枚以上を使った巨大なもてなしドームと鼓(つづみ)をイメージした鼓門。近代的なホテルも多い。駅前はやはり都市の顔だ。
金沢の台所、近江市場は、岩ガキやボタンエビなど海鮮の食材がならび、海鮮丼や回転ずしには長い行列ができていた。金沢は美食の街。
伝統料理だけでない。繁華街には金沢おでんや金沢カレーなるB級グルメっぽい店も目につく。奈良も伝統料理ばかりではなく、新しい食を開発しなければ。
江戸時代の色町である茶屋町も残り、料亭や置き屋は今も営業しているところがある。全体の雰囲気が京都に似ている。北陸の小京都と言われるのも分かる。
ただ現地に単身赴任している友人によると地元の人は「京都のまねじゃない」と怒るそうだ。加賀百万石のプライドだろう。奈良県民はもっと日本のふるさとの地である誇りをもたねばいけないのかも。(栄)