特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

東京五輪・パラリンピック組織委員会が、…

 東京五輪・パラリンピック組織委員会が、五輪追加競技の1次選考結果を発表した。有力とされた野球・ソフトボール、空手のほか、スカッシュやスポーツクライミングなど計8競技団体が選ばれた。

 立候補は26競技団体。耳慣れない競技やスポーツとするには疑問符の付くものもあったが、結果は順当なところだろう。

 どんな観点で、どの競技が残るのか関心は続く。一方でパラリンピックの動向にも目を配りたい。

 競技人口の差もあろうが、招致前後の扱われ方に比べ、五輪との差が見え始めた。競技や選手への支援、マスコミへの露出も招致決定前に戻った感がある。

 県内にもリオデジャネイロ、東京のパラリンピックでの活躍が期待される新鋭がいる。競泳の鎌田美希選手(県立高田高校3年)だ。昨年の仁川アジア大会でメダルを獲得。日本人で初めて、アジア委員会の女子ベストユースアスリート賞も受賞した。

 県内の行政や企業がこうした選手を支援、広報し、後への種をまくことも、世界の祭典への意味ある積極参加では。求める豊かさは経済効果だけではないはずだからだ。(智)

 

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