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国原譜

ネパール中部で起きた大地震は29日まで…

 ネパール中部で起きた大地震は29日までに、近隣国を含めた死者が5千人を超えた。28日にようやく日本の国際緊急援助隊の救助チーム約70人が現地に到着し、首都カトマンズの倒壊した寺院跡で捜索活動を展開している。

 国際支援で現地入りする航空機の急増で滑走路が1本しかない同空港が混雑し、1日遅れの現地入りとなったのは、隊員ならずとも何とも残念なことだった。

 阪神や東日本大震災などで学んだ災害に関する豊富な知識と経験を生かした救護救出活動に、世界中の注目が集まる。これまでの海外からの支援への恩返しの場でもある。

 外務省の発表では、28日時点でネパールに約1550人の邦人が滞在中とのこと。3カ月以上の長期が約1100人、短期が約450人。短期はヒマラヤ山脈への登山者が多いという。

 奈良市消防局の救急救命士、竹内綾子さん(35)もJICA(ジャイカ=国際協力機構)の医療支援チームの一員として現地へ飛んだ。

 地理、天候、余震、言語、時間…、さまざまな“壁”が立ちふさがっているだろうが、1人でも多くの人々を救ってほしい。(恵)

 

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