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国原譜

高校ラグビー史上の名勝負として語り継がれている…

 高校ラグビー史上の名勝負として語り継がれている昭和59年1月の決勝を戦った天理と大分舞鶴の元選手らが27日、花園ラグビー場で再試合。ファンの歓声を浴びた。

 30年前は、終了間際に大分舞鶴のゴールキックがわずかにそれる劇的な幕切れで、天理が18―16で制したが今回は大分舞鶴が雪辱した。ラグビーは単なる勝ち負けを超えた感動を与えてくれる競技だ。

 天理はこの後も1度優勝し、日本一は6度を数える。スポーツマンであった天理教の中山正善2代目真柱の推奨で大正14年から始まった天理ラグビーの伝統は、現在も健在だ。

 県高校ラグビー界で近年、天理の強力なライバルとなっているのが御所実業。全国準優勝2回と、全国制覇まであと一歩のところに来ている。

 2校の競り合いにより「県代表になることは全国で勝つより難しい」といわれる。全国屈指のラグビー強県といえる。

 平成31年にはラグビーのW杯が日本で開かれる。花園ラグビー場がある東大阪市は会場誘致運動が盛んだが、花園に近い本県もW杯をにらんでラグビー熱をさらに盛り上げたい。(栄)

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