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国原譜

南海トラフ巨大地震などの大災害を想定し…

 南海トラフ巨大地震などの大災害を想定して、奈良市が大阪で被災した市民の帰宅ルートを検証するため、市長らが実際に歩いてみるという。

 この話で思い出すのは19年前の阪神大震災。当時、両親の自宅が神戸市内にあり、水の運搬などの手伝いに行った。最初は船も使ったが、それでもかなり歩いた。

 被災して自宅まで歩いて戻る、という事態はいつ起きてもおかしくない。となると、まずは普段から歩く習慣をつけて足を鍛える必要がある。そして歩く楽しさを覚えるべきだ。

 大阪市内のキタやミナミから奈良市内までで約30キロあるという。すんなりと通れる道が続いていればいいが、大地震で道路が寸断されているかもしれない。

 そうなれば、想定コースを大きく迂回(うかい)しなければならないかもしれないし、路面の状態が悪くなっていることもあり得る。疲労度が一段と増すことも考えておくべきだ。

 であればこそ、やはり歩く訓練が大事だ。楽しく歩く工夫を凝らして足を鍛えたい。余談だが、85歳の老母が最近、ほとんど歩けなくなった。この場合はどうすればいいか。(北)

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