国原譜
第34回「全国豊かな海づくり大会」が平…
第34回「全国豊かな海づくり大会」が平成26年に県内で開催される。その大会実行委員会の設立総会などが先日、奈良市内で開かれた。
同大会は、水産資源の維持培養と海や湖沼・河川の環境保全などを目的として、昭和56(1981)年から毎年、都道府県を巡って開かれている。海なし県なのに、という気もしたが、よく考えれば山、川、湖は海へとつながっている。大きな一つのラインとして、連係して環境保全をしていくことが何より大切なのだろう。
「山・川・海の健全な水循環の形成」など4項目が基本方針に掲げられたが、水資源の保全・確保には力を入れてほしい。
例えば山形県では「外国資本などによる森林の買収や岩石採取などの開発行為による森林の荒廃や良好な水資源への影響が懸念されている」として、現在「水資源を保全するための条例骨子案」について県民から意見を募集中だ。
同県では同51(76)年に「地下水の採取の適正化に関する条例」を制定していたが、時代の流れをにらんでの取り組みなのだろう。
外資に負けずに、水資源をしっかり守りたいものだ。(恵)
同大会は、水産資源の維持培養と海や湖沼・河川の環境保全などを目的として、昭和56(1981)年から毎年、都道府県を巡って開かれている。海なし県なのに、という気もしたが、よく考えれば山、川、湖は海へとつながっている。大きな一つのラインとして、連係して環境保全をしていくことが何より大切なのだろう。
「山・川・海の健全な水循環の形成」など4項目が基本方針に掲げられたが、水資源の保全・確保には力を入れてほしい。
例えば山形県では「外国資本などによる森林の買収や岩石採取などの開発行為による森林の荒廃や良好な水資源への影響が懸念されている」として、現在「水資源を保全するための条例骨子案」について県民から意見を募集中だ。
同県では同51(76)年に「地下水の採取の適正化に関する条例」を制定していたが、時代の流れをにらんでの取り組みなのだろう。
外資に負けずに、水資源をしっかり守りたいものだ。(恵)