特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

通常国会が開幕し、きょうから各党の代表質問…

 通常国会が開幕し、きょうから各党の代表質問で論戦がスタートする。野田首相の施政方針演説を受けて、野党がどう攻めていくか。

 演説のなかで、自民党が与党時代の福田首相や麻生首相の演説を引用し、与野党協議で政治の責任を果たそうと呼びかけた。今と同じねじれ国会で攻守ところを変えた形だ。

 当時の野党だった民主党が、どう対応してきたかという反省の弁はなかった。消費税問題は、増税を主張してきた自民党なのだから、協力せよというものだ。

 自民党が責任政党を自負するのなら、真剣な対応をすべきだし、国民に分かりやすい説明が求められる。演説を聞いていて、言葉が明瞭であっても響いてこなかった。

 建前ばかりで、具体的な姿が見えてこない。奈良市議会においても、前議長の逮捕という事態になっても、「これから議会改革を進めていく」といった話ばかりだ。

 昨年6月の議長選そのものが問われているし、当事者である政翔会(浅川仁幹事長)は、取材から逃げている。市民の関心は、政翔会と同一行動をとった議員全員に向けられている。(治)

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド