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国原譜

霧島連山の新燃岳噴火で、宮崎県都城市など…

 霧島連山の新燃岳噴火で、宮崎県都城市などに降灰被害が出ている。昨年の口蹄疫に鳥インフルエンザ、火山灰と、まさに踏んだり蹴ったり。

 相次ぐ災難に気の毒としか言いようがないが、「何でうちばかり」という住民の嘆きは当事者でないと分かるまい。若草山や生駒山が爆発して灰が降れば私たちも慌てるはず。

 あらためて日本は環太平洋火山帯に属する火山列島であることを思い知らされる。温泉観光の恩恵と背中合わせに、火山噴火という災厄が付いて回る。

 しかも地震と同じように、火山の噴火もいつ何どき起きるか予測がつき難いのが不気味で、もどかしい。一日も早く事態が終息することを祈るばかりだ。

 さらに先週から人間のインフルエンザも猛威を振るい始めた。県内も患者報告数が目安数値を超え、流行段階に入ったとして注意報を発令している。

 目に見えないウイルスだけに、こちらも防ぎようがないが、せめて自分がかかれば他人にうつさぬよう心掛けたい。ひとまず休む勇気も必要だ。

 先週の熊野古道の記事で「小辺路」を「小辺地」と誤記しました。訂正します。(コ)

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