最優秀賞に「海へ」 - なら国際映画祭閉幕
2010年8月30日 奈良新聞
![]() 最優秀賞「ゴールデンSHIKA賞」を受賞した「海へ」のゴンザレスルビオ監督(右端)=28日夜、奈良市東寺林町のならまちセンター |
25日から奈良市で開かれていた「なら国際映画祭2010」は28日、最終日を迎え、目玉部門の新人コンペティションの最優秀賞「ゴールデンSHIKA賞」は、メキシコのペドロ・ゴンザレスルビオ監督(33)の「海へ」が選ばれた。同監督にはケヤキを彫って作られた鹿のトロフィーが贈られた。 「海へ」は母親と都会で暮らす少年が、数日間、メキシコの海で父親と過ごし、自然の中で「生きる」ことを学び成長する物語。 県内を舞台に映画を制作するプロジェクト「NARAtive」の次回制作権を与えられたゴンザレスルビオ監督は受賞スピーチで「異なる文化、異なる言語で映画を作ることは大きなチャレンジだが、奈良の真実の姿を描けるよう頑張ります」と抱負を語った。 表彰式を行うクロージングセレモニーは28日夜、奈良市東寺林町のならまちセンターで行われ、仲川元庸奈良市長のあいさつに続き、米ニューヨーク近代美術館映像シニアキュレーターのローレンス・カーディッシュさんら審査員3人が総評。一様に「素晴らしい作品が集まった」と評し、カーディッシュさんは「奈良が世界の注目を集めるいい機会だ」と語った。 また観客賞は、イスラエルのスキャンダー・コプティ監督(34)とヤロン・シャニ監督(37)の新人コンペ出品作「アジャミ」と大阪府の西中拓史さん(22)の学生映画部門出品作「APE(エイプ)」が受賞した。 主催のNPO法人なら国際映画祭実行委員会によると4日間の総観客動員は5572人で、同映画祭の提唱者でエグゼクティブディレクターの河瀬直美監督は「1回目の開催としては100点以上」と手ごたえを語った。 |
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