減らぬ過積載 - 奈良市環境清美部・ごみ収集
2010年8月30日 奈良新聞
家庭ごみの収集で過積載が減らず、奈良市環境清美部の業務改善が進んでいない。収集車の速度違反や作業員が後部につかまって乗る危険行為も依然として見られ、法令順守の徹底が急務だ。ただ、こうした行為の背景には「早くごみを片付けてほしい」という市民の要望があるという指摘もあり、過積載などをなくすには、職員の意識改革とともに、新たな作業システムの早期確立が欠かせない。
奈良市では、平成18年に発覚した長期病休職員の問題をきっかけに、環境清美部の一部の職員が勤務中に職場を離れる「中抜け」など問題行為が次々に表面化。午前中に作業が集中する勤務体系の弊害などが指摘され、職員の意識改革や管理体制、作業の平準化など業務改善の検討が進められている。
その中で収集車の過積載、速度違反の解消も取り組まれているが、6月に実施した収集用パッカー車の計量測定結果では、なおも過積載率が65.4%に達していることが判明、あらためて改善の遅れが浮き彫りになった。
ただ同測定結果について息田恭昌環境清美部長は「法定の範囲で収集するのは課題」とする一方、「職員としても、すぐそばにあるごみをそのまま置いて帰ることもできないだろうし、市民の要望もまさにそこにある」…
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