江戸期の詳細銅鐸本発見 - 平田篤胤が著書に引用
2010年8月28日 奈良新聞
銅鐸(どうたく)の図や出土の経緯を記した古書が、江戸時代の国学者平田篤胤(ひらた・あつたね)の著書「弘仁歴運記考(こうにんれきうんきこう)」に引用された「古宝鐸記(こほうたくき)」だったことが奈良文化財研究所の難波洋三企画調整部長の27日までの鑑定で分かった。
図は銅鐸の特徴を正確に描いており、当時の考古学遺物への関心の高さを裏付け、現存しない銅鐸の研究資料としても価値が高いという。
難波部長によると、古宝鐸記は姫路藩主の侍医だった山田安貞が、現在の愛知県と兵庫県で出土した計二つの銅鐸を記録した本。ただ、一部の文様が描かれておらず草稿とみられるという。
書名や筆者名はなかったが、兵庫県で出土した銅鐸と同じ図と記述が弘仁歴運記考にあったため古宝鐸記と分かった。直筆か写本か…
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