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梅雨明けから一転、連日30度を超す猛暑が…

 梅雨明けから一転、連日30度を超す猛暑が続く。橿原市内の解体工事に従事していた男性が22日、熱中症で死亡した。48歳だった。

 寮に帰る夕方、体調が急変し県立医大の高度救急救命センターに運ばれたが亡くなった。体力の弱い乳幼児や高齢者ではなく、働き盛りの死亡だから筆者にとってはショックだ。

 ところが、埼玉県では18日から24日までの1週間に男女25人が亡くなっていたという。25歳以上で屋外が8人、屋内が17人。65歳以上の高齢者が18人いたそうだ。同県熊谷市は夏の高温が有名で40度を超えたことも。

 体力のある人もない人も、日中は小まめに水分を補給し、屋外では帽子をかぶるなどの注意に心がけ、体内の熱を放出するようにしたい。

 問題は夜間だ。25度以上の熱帯夜が夜半まで続くことが多い。室内温度は30度以上に跳ね上がることもあるから、明け方は冷えるにしても、高温に注意したい。

 筆者宅も日中の日差しで熱気が部屋にこもりやすい。夜半までクーラーの厄介になるが、温度計や冷えたお茶も用意。敷き布団の上にござを敷いて暑さをしのいでいる。(水)

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